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2017年8月14日月曜日

ピーター・バラカンさんの2冊と2本(『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』より)

7月に発売された『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』には60人の本と映画244作が紹介されていました。



ピーター・バラカンさんが選んだのは以下の2冊と2本。

どうしてこの本やこの映画なのか気になったら、本屋さんで『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』をぜひお手にとって確認してみてください。


■本
1 グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ デイヴィッド・ミーアマン・スコット (著), ブライアン・ハリガン (著), 糸井重里  (監修), 渡辺由佳里  (翻訳) 日経BP社



ライブは録音OK、音楽は無料で聴き放題。それなのに年間5000万ドルも稼ぐ。40年前からフリーもシェアも実践するヒッピーバンド、それはフリーでシェアでラヴ&ピースな21世紀のビジネスモデル。
「BOOKデータベース」より

[目次]
1 THE BAND(ユニークなビジネスモデルをつくろう
忘れられない名前をつけよう
バラエティに富んだチームを作ろう ほか)
2 THE FANS(変わり者でいいじゃないか
ファンを「冒険の旅」に連れ出そう
最前列の席はファンにあげよう ほか)
3 THE BUSINESS(中間業者を排除しよう
コンテンツを無料で提供しよう
広まりやすくしよう ほか)
「BOOKデータベース」より


2 「当事者」の時代 (光文社新書) 佐々木 俊尚  (著) 光文社



いつから日本人の言論は、当事者性を失い、弱者や被害者の気持ちを勝手に代弁する"マイノリティ憑依"に陥ってしまったのか…。すべての日本人に突きつける。
「BOOKデータベース」より

[目次]
プロローグ 三つの物語
第1章 夜回りと記者会見-二重の共同体
第2章 幻想の「市民」はどこからやってきたのか
第3章 一九七〇年夏のパラダイムシフト
第4章 異邦人に憑依する
第5章 「穢れ」からの退避
第6章 総中流社会を「憑依」が支えた
終章 当事者の時代に


■映画
1 グレイトフル・デッド・ムーヴィー 


アメリカン・ロックの至宝、グレイトフル・デッドの伝説の映画 遂に日本盤がDVDでリリース!
革命的とも言える”ウォール・オブ・サウンド”や”デッドヘッズ”を生んだ背景をも捉えたロック・ムーヴィー!
■1965年に結成され、バンドの中心人物のジェリー・ガルシアが1995年に亡くなるまで屈指のライヴ・バンドとして君臨したグレイトフル・デッドが1976年に発表した映画『グレイトフル・デッド・ムーヴィー』の日本版DVDが遂にリリースされます。

■1974 年、サンフランシスコのウィンターランドでのライヴ・ステージを中心として描かれた作品で、演奏のみならず、冒頭のアニメーション映像、“ウォール・オブ・サウンド”と呼ばれるサウンド・システムが組み立てられるシーンやグレイトフル・デッドのライヴに集う“デッド・ヘッズ”の様子など、時代を先取りしたロック・ムーヴィー。

■2枚目のディスクには映画本編に収まらなかったライヴ・シーンがさらに95分収録されているほか、メンバーのジェリー・ガルシアやボブ・ウィアやプロモーターのビル・グラハムらのインタビューや、DVD制作のメイキング、マルチカメラ&マルチオーディオ映像など、計175分と見所たっぷりの内容となっています。(販売元より)

2 映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」 カール-A・フェヒナー(監督) 2010年









ドキュメンタリー映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」は、再生可能エネルギーへとただちに転換せよ、という力強いメッセージだ。ここでは気候変動の影響などといった、人々を怖がらせるシナリオが展開するのではなく、世界中の勇気づけられる実例や、それに取り組む人々を紹介することによって、どうすれば石油、天然ガス、石炭そして原子力から、風力、水力、太陽光への完全なシフトがうまくいくかが描かれている。巨大勢力である大企業の抵抗に立ち向かって。
(http://www.4revo.org/ より)



2017年8月12日土曜日

写真家 長島友里枝さんの3冊(『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』より)

7月に発売された『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』には60人の本と映画244作が紹介されていました。

写真家 長島友里枝さんが選んだのは以下の3冊。

どうしてこの本なのか気になったら、本屋さんで『POPEYE特別編集 本と映画のはなし。 マガジンハウスムック』をぜひお手にとって確認してみてください。長島さんが選んだ映画も3本載ってますよ。

1 ファイアズ(炎) (村上春樹翻訳ライブラリー)  レイモンド カーヴァー  (著), Raymond Carver (原著), 村上 春樹 (翻訳) 中央公論新社

初めて出会ったカーヴァー作品として、訳者を心酔させた「足もとに流れる深い川」ほか、大幅改変を経てより成熟したロング・ヴァージョン三篇を含む七短篇、カーヴァーの詩の世界への格好の招待状となる数々の詩、そして作家としての来し方を記す秀逸なエッセイ-多彩な魅力を凝縮する自選作品集。
「BOOKデータベース」より

[目次]
エッセイ(父の肖像
書くことについて
ファイアズ(炎) ほか)
詩(一杯やりながらドライブ
幸運
投げ売り ほか)
短篇(隔たり
嘘
キャビン ほか)

2 ほとんど記憶のない女 (白水Uブックス)  リディア デイヴィス  (著), 岸本 佐知子 (翻訳) 白水社


わずか数行の箴言・禅問答のような超短編から、寓話的なもの、詩やエッセイに近いもの、日記風の断章、さらに私小説、旅行記にいたるまで、多彩で驚きに満ちた"異形の物語"全51編。「アメリカ小説界の静かな巨人」によるひねくれた独特のユーモア。
「BOOKデータベース」より

3 モモ (岩波少年文庫(127)) ミヒャエル・エンデ  (著, イラスト), 大島 かおり (翻訳) 岩波書店


町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。
「BOOKデータベース」より


2017年6月22日木曜日

【リスト】読書で離婚を考えた。 円城 塔 (著), 田辺 青蛙 (著) 幻冬舎

本日発売された本で気になった本。

読書で離婚を考えた。 円城 塔 (著), 田辺 青蛙 (著) 幻冬舎

芥川賞作家の円城 塔さんとホラー・怪談作家の田辺 青蛙さん夫婦の共著。
ご夫婦でお仕事されるのは初めてらしい。

ご自宅には壁の前に本棚があって左右にお互いの本が分かれて並んでいるという。

円城さんの棚にはPC関連の専門書や物理、数学の本、料理や手芸本、漢文や歴史書に洋書。田辺さんの棚には妖怪とか呪いの本だとか、怪談やルポタージュ作品、実際の事件を元にして書かれたフィクション小説や幻想怪奇作品が多いのだとか。

それまでお互い本を薦めても読まなかったのが、ある時なんとなく本を薦めあうようになり、読書感想文を交換しあえないかと思いつくことに至ったことが発端だという。(読みますか? 読みませんか?<Yome Yome メオトドクショリレー>田辺青蛙-幻冬舎plusより)

指定された課題図書のエッセイを書き、相手に次の課題図書を指定する。
この繰り返しでこの本は構成されている。

「これは、夫婦がお互いを理解するために本を勧めあった格闘の軌跡である。」

これがこの本の特徴らしい。離婚を考えるほどの格闘があったということなのか。

幻冬舎のサイトにお互いのエッセイのタイトルと課題図書の一覧があったので
リストアップしてみた。リストをざっとみるだけでも、その格闘の軌跡が垣間みられる。

この格闘を経て、お互いの作品が今後どのように変るのか(または変わらないのか)気になる。

■エッセイのタイトルと課題図書一覧

第1回 読みますか? 読みませんか? 田辺青蛙 

第2回 クマと生きる 円城 塔 
課題図書 …… 『羆嵐』吉村 昭


第3回 大阪良いとこ一度はおいで 田辺青蛙 
課題図書 …… 「熊が火を発見する」テリー・ビッスン

ふたりジャネット (「熊が火を発見する」収録)

第4回 まだ間抜けじゃない 円城 塔 
課題図書 …… 『VOWやもん!』吉村智樹と仲間たち


第5回 人生は読めない 田辺青蛙
課題図書……「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」ジョー・ヒル

20世紀の幽霊たち (小学館文庫、「ボビー・コンロイ、死者の国より帰る」収録)

第6回 牙をむく獣たち 円城 塔
課題図書 …… 『クージョ』スティーヴン・キング


第7回 つらい時は脳内妖精との会話で盛り上がろう 田辺青蛙 
課題図書 …… 「姦の忍法帖」山田風太郎


第8回 ダイエットしないダイエット 円城 塔 
課題図書 …… 『板谷式つまみ食いダイエット』ゲッツ板谷


第9回 ホテル・カリフォルニアからコンニチハ 田辺青蛙 
課題図書 …… 「台所のおと」幸田 文


第10回 ハウ・ノウ・ノウハウ 円城 塔 
課題図書 …… 『小説講座 売れる作家の全技術』大沢在昌


第11回 よめよめ大ピンチ! 田辺青蛙 
課題図書 …… 『年収は「住むところ」で決まる』エンリコ・モレッティ


第12回 手探り夫婦 円城 塔 
課題図書 …… 「五里霧の星域」弘兼憲史









第13回 錯乱気味の現場から 田辺青蛙 
課題図書 …… 「プールの物語」レム・コールハース

錯乱のニューヨーク (ちくま学芸文庫、「プールの物語」収録)

第14回 生活の品質を管理する 円城 塔 
課題図書 …… 『活字狂想曲』倉阪鬼一郎


第15回 〇〇がお好きでしょう? 田辺青蛙 
課題図書 …… 『日本の鶯』関 容子


第16回 スイカにとって人間とは何か 円城 塔 
課題図書 …… 『人間にとってスイカとは何か』池谷和信


第17回 若さって何さ 田辺青蛙 
課題図書 …… 「私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ」アリソン・ベイカー

変愛小説集2 岸本 佐知子 (編集)  講談社(「私が西部にやって来て、そこの住人になったわけ」収録)

第18回 色色読書道 円城 塔 
課題図書 …… 「男色武士道」池波正太郎

疼痛二百両 (池波正太郎短篇コレクション)  池波 正太郎  (著) 立風書房 (「男色武士道」収録)

第19回 知らない町を歩いてみよう 田辺青蛙 
課題図書 …… 「パリの夜」ロラン・バルト

偶景 ロラン バルト  (著), 沢崎 浩平 (翻訳), 萩原 芳子 (翻訳) みすず書房(「パリの夜」収録)

第20回 楽園まで何マイル 円城 塔 
課題図書 …… 『花埋み』渡辺淳一


第21回 今、南国にいます。 田辺青蛙 
課題図書 …… 『お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識ウソ・ホント』エミリー・オスター


第22回 雪の記憶 円城 塔 
課題図書 …… 『豚の報い』又吉栄喜


第23回 年よ、行かないで! 田辺青蛙 
課題図書 …… 『立体折り紙アート』三谷 純


第24回 恐怖新聞通信 円城 塔 
課題図書 …… 『恐怖新聞1』つのだじろう


第25回 夢と現実の狭間に 田辺青蛙 
課題図書 …… 「白い方丈」須賀敦子

ヴェネツィアの宿―須賀敦子コレクション 白水社(「白い方丈」収録)

第26回 温泉宿にて 円城 塔 
課題図書 …… 「かくれんぼ」吉屋信子

吉屋信子集 生霊―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫、「かくれんぼ」収録)

第27回 絵と文章の間に 田辺青蛙 
課題図書 …… 『本を読むときに何が起きているのか』ピーター・メンデルサンド


第28回 神話づくり 円城 塔 
課題図書 …… 『薄紅天女』荻原規子


第29回 月面のテキサス 田辺青蛙 
課題図書 …… 「ビートニク・バイユー」 ジョン・ヴァーリイ

バービーはなぜ殺される (創元SF文庫、「ビートニク・バイユー」収録)

第30回 正解夫婦を求めて 円城 塔 
課題図書 …… 『今夜もノムリエール』イセダマミコ


第31回 食の文士 田辺青蛙 
課題図書 …… 『野﨑洋光 和のおかず決定版』野﨑洋光


第32回 見えてないもの見えるもの 円城 塔 
課題図書 …… 『ミッケ!』ジーン・マルゾーロ


第33回 よく分からない日々 田辺青蛙 
課題図書 …… 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』マーク・ハッドン


第34回 わたしのことどう思ってる? 円城 塔 
課題図書 …… 『記憶破断者』小林泰三


第35回 もうすぐこの連載終わるってよ 田辺青蛙 
課題図書 …… 『ウナギと人間』ジェイムズ・プロセック


第36回 夢見る前に 円城 塔 
課題図書 …… 『壊れた脳 生存する知』山田規畝子


第37回 連載が終わるのって寂しい 田辺青蛙 
課題図書 …… 『連分数のふしぎ』木村俊一


第38回 西方の人へ 円城 塔 
課題図書 …… 『西方冗土』中島らも


第39回 理解できないことばかり 田辺青蛙 
課題図書 …… 『ソラリス』スタニスワフ・レム


第40回 最後の挨拶 円城 塔 
課題図書 …… 『バトル・ロワイアル』高見広春