2017年8月30日水曜日
サッカーと11の寓話 カミロ・ホセ セラ (著), 野谷 文昭 (翻訳), 星野 智幸 (翻訳) 朝日新聞社
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スペインのノーベル賞作家が書いた、ちょっと不思議なサッカー小説集。長篇小説から短篇、詩、評論等々、言葉を扱う形式ならなんでもこなす著者の「言葉の収集家」としてのエッセンスが注ぎ込まれている。
(「MARC」データベースより)
【内容】
球(ボラ)を蹴る足、もしくは万年青年の寓話(パラボラ)
第一のノート「商品取引所」
自由貿易理論の応用
駆け引き
金のひつじの寓話
第二のノート「ファン・タラフェの運」
街の守護者(キーパー)の間奏曲
騎士の街、アビラの郷愁
ヒーロー
第三のノート「子馬」
謝肉祭に捧げる犬のように
高等馬術
ホロコースト
第四のノート「孤独と運」
軽薄で向こう見ずな天使
死神との出会い
「月曜版」にくるまれた後書き