2017年8月7日月曜日
マンガで読む絶望名人カフカの人生論 平松昭子 (著), 頭木弘樹 (監修) 飛鳥新社
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誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰より前に進もうとしなかったカフカ。
その”絶望”を編み、幅広い世代からの共感を集めた『絶望名人カフカの人生論』を、誰よりもブッ飛んだ作風で知られるマンガ家/イラストレーターの平松昭子がコミカライズ。
あきれながら共感し、笑いながら泣けるマンガ!(出版社より)
あの"絶望の名言集"がマンガになった。誰よりも落ち込み、誰よりも弱音をはき、誰よりも前に進もうとしなかった人間、カフカの言葉。
「BOOKデータベース」より
[目次]
いちばんうまくできるのは
ぼくにとっていちばんいい部屋
まるで孤児のようだ
ただ人間的な弱みしか
あの巨大な男が理由もなく
ぼくはひとつの悲しい謎
ほんとうの自分というものが
文学では食べていけない
むしろ途方にくれて
これまでの自分の生活を失うでしょう
多くの人々がごく簡単にそれを
ぼくのような息子が生まれたら
たいていは希望のない助走
受け入れがたい真実
胃が丈夫だったら
不眠と頭痛のせいで
どうしても必要な武器