2017年8月15日火曜日
地図で読む戦争の時代 今尾 恵介 (著) 白水社
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蛇行を繰り返す線路、忽然と現われる円形の区画、広大な空き地。戦時下日本を中心に、地図に描かれた戦争の痕跡をさぐっていく。
「BOOKデータベース」より
[目次]
地図に表わされた戦争の傷痕(地形図に描かれた空襲-名古屋
市街地に残る幅広い傷跡 建物疎開-蒲田、名古屋、京都 ほか)
植民地と領土を地図に見る(朝鮮の干拓地に記された日本の県名
台湾の農村を縦横に走る稠密な線路網 ほか)
地図が隠したもの-秘匿される地図(描かれなかった等高線-横須賀
毒ガスは地形図の空白で作られた-広島 ほか)
軍事施設はその後どうなったか(軍用地はその後どうなったのか-東京砲兵工廠(後楽園)、成増飛行場
軍用鉄道の生まれ変わり-新京成電鉄、東急こどもの国線、西武拝島線 ほか)