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2017年8月2日水曜日

山の版画家畦地梅太郎―生あるものすべてに愛の眼差しを注ぎ、詩情ゆたかな「山男」を描く。 (別冊太陽) 平凡社















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2003年、故郷の愛媛県三間町に記念美術館がオープンした版画家、故・畦地梅太郎。山と生きるものすべてに愛の眼差しを注いだ創作活動の全貌を名作とともにたどる、ファン待望の一冊。
(出版社より)

特別付録 幻の画文集『山の絵本』復刻つき















【内容】
口絵 畦地の作品世界
 自らの心を託した山男たち 『登攀の前』『山小屋の老人』『老スキーヤー』『山男(四)』『山湖のほとり』
 生あるものに注ぐ愛の眼差し 『親子鳥』『鳥にきく』『めぐりあい』
 山との対話に山男の心はおどる 『山におどる』『岩の魅力』『渇き』『窺う』『ものの気配』
 山の美しさや感動の多様な表現 『甲斐駒』『雪渓(長次郎合)』『ささ山の村』『八ヶ岳山ろく(冬)』『大野ガ原』『山』『遠い湖』
 想い出の山へ愛する家族とともに 『親子の水』『山の家族』
 命の森に願いをこめて 『山小屋の冬』『森の中』『樹林をとぶ鳥』

畦地梅太郎版画芸術の形成過程に見る 版表現の変遷(河野実)
畦地作品を「摺る」

畦地梅太郎の仕事
 版画集/画文集/木活字/豪華本・豆本たち/蔵書票/装幀・挿画/さまざまな意匠

版画と家族、故郷への想い ―畦地梅太郎 九十六年の歩み (和南城愛理)

畦地梅太郎年譜
畦地作品に会いにゆく 作品コレクションガイド
畦地梅太郎関係自社出版物案内
協力者一覧/奥付

エッセイ
 畦地梅太郎―静かな和親(串田孫一)
 分かれ道(大谷一良)
 無欲な山恋人(早田清美)
 仕事即素顔の人・畦地さん(三宅修)
 畦地作品との出会い(赤沼淳夫)

特別付録
 幻の画文集『山の繪本』復刻
 代表作「白い像」「石鎚山」別刷り折込み