2017年8月15日火曜日
鶴見俊輔 『思想の科学』私史 鶴見俊輔(著) SURE
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鶴見さんは、戦後間もない1946年、ほか6人の同人とともに雑誌「思想の科学」を創刊しました。以来、鶴見さんは編集の要を、50年間、担いつづけて、多くの書き手を見出し、育て、戦争に抗する多元主義の広場としての活動を持続させました。いま、鶴見さんの生涯を振り返ると、ここにその思想と行動の源流を見ることができるでしょう。
本書は、この計24篇からなる遺稿「倒叙『思想の科学』私史」を中心に成っています。
初期「思想の科学」の活動とエピソードを詳しく語ったロング・インタビュー「「もやい」としての『思想の科学』」(聞き手・黒川創)。
さらに編集現場での鶴見さんの面影などを回顧する、黒川創による証言「いつでも編集を考えていた」などを収録します。
(出版社より)
【内容】
倒叙「思想の科学」私史
「「もやい」としての『思想の科学』」 鶴見俊輔インタビュー(聞き手・黒川創)
解説 「いつでも編集を考えていた」 黒川創インタビュー(聞き手・編集グループSURE)
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