2017年10月25日水曜日
古酒礼賛―熟成の刻は、ワインを磨く。 秋津 壽翁 (著) ヴィノテーク
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1980年創刊の月刊ワインと食とsake情報誌『ヴィノテーク』に、連載された「古酒巡礼」「古酒礼賛」のコラム、およそ50編にあらたなエッセイも加筆し1冊の本となった。
世界中のワインの奥深さ、ことに「ワインの古酒」にも魅力を感じているワインラヴァーを、さらに魅了する。
「腐ってもワイン」「パーフェクトな熟成を刻んだワイン」「時代を駆け抜けたワイン」などなど、どのようなワインにも物語はあるのだから、それが「古酒」だったらなおさらと、ワインの深淵な世界にはまってしまう。一本の若いワインの未来を占ったり、過去からの贈り物である古酒のワインの輝きに触れ味わう、ワインとの出会いがうれしくなる一冊。
(データベースより)
ワインの入門書、カタログ的な案内書、ワインの用語を学ぶ書、翻訳ワイン本が多い中で、
著者自身が探し求め入手した古酒のワインを、まるで時代をひもとくように飲んでいる。
世界に著名なワインばかりでなく、偉大なといわれるヴィンテージばかりでなく、だれも知らない
古酒の発掘を楽しみ、飲んでいる。ワインは飲み物である。そのワインがくぐり抜けてきた時代や、
ストーリーを飲み、ワインの生まれ故郷を知り、自身の言葉でそのワインを語る、まったく押し付けることなく。ここまでオリジナリティに富んだワインの本はなかなか見つからない。
(出版社より)