2017年9月25日月曜日
易経 (中国の思想) 松枝 茂夫,竹内 好 (監修), 丸山 松幸 (翻訳) 徳間書店
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占いの原典。神の託宣としてではなく、人生の法則を明らかにして運命打開の方向を得ようとした古代中国人の知恵の結晶。転機に立つ人間に未来を予見する啓示の書――『易経』を読める古典にした画期的な現代語訳。（出版社より）
【内容】
1 乾為天（けんいてん） ～盈つるは欠くる兆～
2 坤為地（こんいち） ～母なる大地～
3 水雷屯（すいらいちゅん） ～生まれいずる悩み～
4 山水蒙（さんすいもう） ～物ごころつかぬ幼児～
5 水天需（すいてんじゅ） ～隠忍自重～
6 天水訟（てんすいしょう） ～争いは水際まで～
7 地水師（ちすいし） ～戦いの道～
8 水地比（すいちひ） ～人の和～
9 風天小畜（ふうてんしょうちく） ～剛を制する道～
10 天沢履（てんたくり） ～虎の尾を踏む～
11 地天泰（ちてんたい） ～上下和合、太平の道～
12 天地否（てんちひ） ～時代閉塞の現状～
13 天火同人（てんかどうじん） ～友を求めて～
14 火天大有（かてんたいゆう） ～真昼の太陽～
15 地山謙（ちざんけん） ～実るほど頭をたるる稲穂かな～
16 雷地予（らいちよ） ～歓楽の功罪～
17 沢雷随（たくらいずい） ～何に随うか～
18 山風蠱（さんぷうこ） ～禍を転じて福となす～
19 地沢臨（ちたくりん） ～世に臨む～
20 風地観（ふうちかん） ～ものの見方について～
21 火雷噬コウ（からいぜいこう） ～連帯を阻むもの～
22 山火賁（さんかひ） ～文明と頽廃～
23 山地剥（さんちはく） ～しのびよる危機～
24 地雷復（ちらいふく） ～一陽来復～
25 天雷无妄（てんらいむもう） ～流れのままに～
26 山天大畜（さんてんたいちく） ～大いなる蓄積～
27 山雷頤（さんらいい） ～「養」の道～
28 沢風大過（たくふうたいか） ～重すぎる任務～
29 坎為水（かんいすい） ～一難去ってまた一難～
30 離為火（りいか） ～情熱のままに～
31 沢山咸（たくさんかん） ～心のふれあい・恋～
32 雷風恒（らいふうこう） ～変化なき生活・結婚～
33 天山遯（てんざんとん） ～一歩後退～
34 雷天大壮（らいてんたいそう） ～喧騒の虚しさ～
35 火地晋（かちしん） ～旭日昇天～
36 地火明夷（ちかめいい） ～艱難汝を玉にす～
37 風火家人（ふうかかじん） ～家内安全～
38 火沢ケイ(目癸)（かたくけい） ～嫁と小姑～
39 水山蹇（すいざんけん） ～行き悩む～
40 雷水解（らいすいかい） ～雪解け～
41 山沢損（さんたくそん） ～損して得とれ～
42 風雷益（ふうらいえき） ～疾風迅雷～
43 沢天夬（たくてんかい） ～独裁者を断罪する～
44 天風コウ(女后)（てんぷうこう） ～女王蜂のような女～
45 沢地萃（たくちすい） ～砂漠のオアシス～
46 地風升（ちふうしょう） ～伸びゆく若芽～
47 沢水困（たくすいこん） ～臥薪嘗胆～
48 水風井（すいふうせい） ～清水をたたえた井戸～
49 沢火革（たくかかく） ～革命の機熟す～
50 火風鼎（かふうてい） ～かなえ・三本の足～
51 震為雷（しんいらい） ～大山鳴動～
52 艮為山（ごんいさん） ～動かざる山々～
53 風山漸（ふうざんぜん） ～着実な成長～
54 雷沢帰妹（らいたくきまい） ～道ならぬ恋～
55 雷火豊（らいかほう） ～充足のなかの悲哀～
56 火山旅（かざんりょ） ～孤独な旅人～
57 巽為風（そんいふう） ～柔軟無比・風～
58 兌為沢（だいたく） ～和合悦楽～
59 風水渙（ふうすいかん） ～民心離反を防げ～
60 水沢節（すいたくせつ） ～誘惑をしりぞけよ～
61 風沢中孚（ふうたくちゅうふ） ～至誠天に通ず～
62 雷山小過（らいざんしょうか） ～低姿勢～
63 水火既済（すいかきせい） ～完成美～
64 火水未済（かすいびせい） ～流転やまず～
