2017年9月15日金曜日
NARCISSISME 四谷シモン(人形制作)、篠山紀信(撮影) 書肆山田
※画像をクリックするとショップに飛びます
1998年、書肆山田から写真集「NARCISSISME」が発行されました。 この本は組み立てる前のむきだしのパーツがごろんところがる人形作家・四谷シモンの ある日のアトリエ風景を、写真家・篠山紀信さんがとらえたもので、ユニークな写真集(=作品集) として評判になりました。
全体は、モノクロ56枚、カラー9枚の写真集(136ぺージ)と、その付録としてつけられた 人形論集・四谷シモン略年譜(72ページ)で構成されています。人形論の執筆者は、松枝到 (飛びすさる異人たち--四谷シモンのための7章)、増淵宗一(四谷シモン--「身体」と「性」、 そして「神」)、山口洋三(「人形」は、「本当はこうなっているのだ」--むきだしの関節と 実在への欲望)、正木基(四谷シモン--<ハザマ>に人形)の4人。
人形について、四谷シモンについて語るときに、欠くことのできない一冊といえるでしょう。
(四谷シモン公式サイトより)
【評論集の目次】
飛びすさる異人たち──四谷シモンのための7章── 松枝 到
四谷シモン 「身体」と「性」、そして「神」 増淵 宗一
「人形」は「本当はこうなっているのだ」──むきだしの関節と実在への欲望── 山口 洋三
四谷シモン──〈ハザマ〉の人形── 正木 基
四谷シモン略年譜