2017年11月28日火曜日
MADORI 日本人とすまい6・間取り展図録 リビングデザインセンター
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2001年にリビングデザインセンターOZONEで開催された「日本人とすまい6 間取り展」のカタログです。
【内容】
家族関係や生活を映し出す「間取り」/柏木博
INTERVIEW
私が育った間取り
・ いつも家族がいたアトリエのある館/朝倉摂
・ 築百六年の家はとてもフレキシブル/こぐれひでこ
・ 二つの玄関があった多摩丘陵の家/島田雅彦
・ 江戸につながっている長屋の暮らし/田中優子
15の間取り
1 続き間
2 中廊下
3 あめりか屋住宅
4 文化住宅
5 朝日住宅
6 お茶の水文化アパート
7 同潤会アパート
8 インターナショナル住宅・土浦亀城邸
9 国民住宅
10 ディペンデントハウス
11 戦後の小住宅
12 公団住宅・2DK
13 狭小地住宅・塔の家 (東孝光)
14 マンション・田の字プラン
15 工業化・商品化住宅
TEXT
・ 封建時代から抜け出した新しい「続き間」/平井聖
・ 和風住宅の近代化・中廊下の登場/平井聖
・ あめりか屋と住宅改良運動/内田青蔵
・ 文化村・住宅改造博における新しい間取りの提案/内田青蔵
・ 郊外住宅地の誕生と朝日住宅設計コンペ/藤谷陽悦
・ 合理的洋式アパートの思想と計画/山形政昭
・ 同潤会アパートの間取りはなぜ多様か/植田実
・ 時代を超えて語りかける土浦亀城・自邸/片山和俊
・ 国民住宅と西山夘三の食寝分離論/布野修司
・ 進駐軍から生まれた新しい住宅と住宅設備への夢/藤谷陽悦
・ 間取り・空間取り・場取りの発想が生まれた一九五〇年代/三輪正弘
・ ダイニング・キッチンからnDKへ/布野修司
・ 過密都市と四坪の家/植田実
・ 悲しきマンション間取り/小菊豊久
・ 間取りが商品価値をもったプレハブ住宅/松村秀一
再録
・ 和洋の二重生活はどう捉えられていたか
・ 『住宅』創刊号にみる「住宅改良」の考え方
・ 『住宅』誌上の改良中流住宅設計コンペ
・ 坐式から立ち式へ/活発化したムロ所の改良運動
・ DH家具の設計・生産に関わった日本人デザイナー
・ 日本の住宅の封建性を問う
・ 小住宅コンペに反映された、住宅問題の論点
・ 塔の家で暮らした家族の記録
COLUMN
・ 座敷/武家社会の名残をとどめる格式の空間
・ 女中部屋/「ねえや」や「ばあや」の時代
・ 国運の発展上の一大急務とされた「生活改善」
・ ナオミと暮らした家/『痴人の愛』に見る文化住宅
・ 同潤会を知るためのブックガイド
・ インターナショナル・スタイルの建築家たち
・ 広告が先導したライフスタイル
現代の建築家による間取りの提案
・ 単純な平面を積み重ねた空間構成/井上揺子
・ 機能性を追求したシンメトリーな配置/白川直行
・ 外部からの視線と通風に重点を置く/手塚貴晴+手塚由比
・ スキップフロアで垂直方向に展開する/中村好文
・ プライバシーを守り、外部へ開かれた住空間/難波和彦
・ 大きなワンルームを基本にした間取り/F.O.B ASSOCIATION
・ 住み手の意思で変容するユニバーサルスペース/谷内田章夫
・ CPSという独自の指標に基づくプラン/渡辺真理十木下庸子
間取り年表
壁化年表