2017年11月21日火曜日
風のくわるてつと 松本 隆 (著) ブロンズ社
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伝説のバンドはっぴいえんどの在籍時に、松本隆が認めた詞、エッセイと短編小説を収めた作品。齢わずか19〜22歳の青年が残したこれらのテキストが、発表後40年以上経っても色褪せず、ますます魅力を増しているのは驚くべきことだと言えるでしょう。70年代の空気を伝えるだけではなく、「ほんとうは誰の心の中にも存在している」風街という幻の土地へのガイドブックになっているのが、その大きな理由かもしれません。もちろん、それを支えるのは著者ならではの特異な言葉の扱い方。ぜひ熱いお茶(または珈琲)を飲みながら、風街の風景を堪能してください。
「BOOKデータベース」より
[目次]
1ノ絃 見えないまなざしから(風化粧
冬の機関車に乗って ほか)
2ノ絃 夢紡ぎ(髑髏旗挽歌
ピーター・パンの街 ほか)
3ノ絃 優しい夏(とほりぬけられません
人形劇 ほか)
4ノ絃 風蝕の日(風狂い
風殺し ほか)