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2017年7月16日日曜日

山をはしる―1200日間山伏の旅 井賀孝 (著) 亜紀書房













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故郷で知った伝説の修験者「役行者」との因縁に導かれ、いまに息づく神秘の世界・山伏修行に身を投じた著者。東京、吉野〜熊野、八海山、羅臼岳、そして富士山-時空を超えて日本の山を駈けた渾身のルポルタージュ。
「BOOKデータベース」より

時空を超え日本の山々を駈けた、渾身の山岳冒険ルポルタージュ!!

著者井賀孝氏は、雑誌「Number」をはじめとする各種メディアにおいて長年ブラジル、そして日本の格闘技と格闘家を撮り続けてきた写真家。処女作『ブラジリアン バーリトゥード』に続く本書は、初めての山岳ノンフィクションとなる。三年間の山伏修行を通じて「歩き、走り、凝視し、祈り、感じ、出会った」さまざまな山を清冽な文と写真で描き出す。

幼い頃から抱いていた自然、とくに山にかける思いを抑えきれず、「山を撮るには山を登らなければならない」との思いから、あえて厳しい登山の道を指向。2008年から2011年末にかけて、日本アルプス、北アルプス、富士山、剱岳などいくつもの山を登った。そんな折、生家(和歌山市)に程近い場所にある小さな滝が、修験道の開祖「役行者」が開いた行場だと偶然知ったことで、“山を駈ける”山伏への思いをリアルに駆り立てられることとなった。
荒々しい中にも繊細さの宿った臨場感ある筆致、そして追随を許さぬ魂のこもった写真。本書は、「古くさい」
「田舎くさい」「宗教くさい」といった色眼鏡をもたない若い世代に向けて、修験道のすごさ、行者の生き様、日本人の智慧と心の豊かさを伝える「冒険の記録」である。
(出版社より)

[目次]
プロローグ 役行者とおかん
大峯奥駈修行8泊9日
八海山に行者あり
地の果て、羅臼へ
富士山に登る理由
エピローグ 終わらない山
記録 2008〜2011