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2017年7月17日月曜日

魔術的芸術 普及版 アンドレ ブルトン (著), 巌谷 国士 (翻訳), 谷川 渥 (翻訳), 鈴木 雅雄 (翻訳), 星埜 守之 (翻訳) 河出書房新社













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本書は、アンドレ・ブルトンの晩年の「大事業」である。古代エジプト絵画からデ・キリコまで、原始諸民族のオブジェからデュシャンまで、ケルトの象徴文様からエルンスト、タンギーまで、古今のあらゆる芸術の領域を踏査し、「魔術的」の一語をもってあらたな視野のもとに置き、さらにシュルレアリスムの理念に照らすことによって、美術史そのものを書きかえようとした壮大な試みである。20世紀最大の"幻の書物"、待望の普及版。
「BOOKデータベース」より

[目次]
魔術的芸術
芸術-魔術の伝達手段(有史以来の芸術と今日の未開芸術
古代諸文化の芸術、魔術の弁証法
遠まわりの魔術、中世)
近代-魔術の危機(伝説的メッセージの継承
ロマン主義的幻視と内的世界
「大いなるあやかし」、目の「錯覚」の不思議とその限界
混沌への誘い、表現主義から表意文字へ
二つの大いなる綜合、ギュスターヴ・モローとポール・ゴーガン)
ふたたび見いだされた魔術-シュルレアリスム