2017年7月20日木曜日
宮古風土記(おきなわ文庫) 仲宗根將二 ひるぎ社
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本書は、著者が十余年にわたる市史編さん・文化財保護に携わる過程で識り得た、宮古の風土・歴史・文化について、地域の人びとに還元する立場から書かれたものである。一貫して沖縄史に占める宮古の独自性解明に視点を据えており、平易な文体とともに読者の注目するところとなろう。徹底したフイルド・ワークの成果であり、宮古に関心をよせる全ての人びとにとってかっこうの“宮古入門書”といってよい。
(カバー文より)
【内容】
もくじ
宮古の風土と文化
古代の息吹ただよう神々の島
宮古風土記
『旧記』にみる宮古の二大勢力
沖縄市の中の宮古
復帰十年 宮古の戦後史を歩く
宮古からみえる日本・世界
宮古の水と生活誌
宮古における御嶽(ウタキ)の分布と由来
宮古の芸能
“宮古のアヤグ”五十余年
あとがき