2017年7月11日火曜日
音の力 〈ストリート〉 復興編 DeMusik Inter. (編集) インパクト出版会
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失われた街の風景、雑踏のざわめきと匂いを、「いま・ここ」に呼び覚ます「うた」と旋律。民衆の記憶、身体に刻まれた悦楽のリズムを解き放つ音の力。過去/未来を、点在するマージナルな空間を、行きつ戻りつ地下水脈のようにつながり共振し合う自律的空間=アジールとしての「ストリート」復興へ!
(出版社より)
[目次]
「失郷民」のうたが聴こえる-「さくらの唄」、異論のためのノート
フォークゲリラ・ノーリターンズ!?-フォークの暗さよ我らに再び
開かれる「うた」の空間-フォーク運動とソウル・フラワー・モノノケ・サミットについてのノート
被災地復興と「音の力」
異=風景を摘み取ってくるこども-ふちがみとふなとの音楽
詩/歌/うたをめぐって
地域発アンダーグラウンド-ここから始めろ!
『月刊かえる』の歴史-『月刊かえる』の17年 極小(個人)と極大(世界)の間で地域(京阪神、姫路、広島)シーンに立ち会い続けること
RECLAIM THE LIBRARY-「図書館を利用する音楽家の会」という試みについて
物陰と「居場所」-奪われることを通じて咲かせる花〔ほか〕