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2017年7月12日水曜日

狂うひと ──「死の棘」の妻・島尾ミホ 梯 久美子 (著)  新潮社



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戦後文学史に残る伝説的夫婦の真実に迫り、『死の棘』の謎を解く衝撃大作。

島尾敏雄の『死の棘』に登場する愛人「あいつ」の正体は?
あの日記には何が書かれていたのか。
ミホの書いた「『死の棘』の妻の場合」は、なぜ未完成なのか。
そして本当に狂っていたのは妻か夫か──。
未発表原稿や日記、手紙等の膨大な新資料によって、
不朽の名作の隠された事実を掘り起こし、

妻・ミホ生涯を辿る、渾身の決定版評伝。
(出版社より)

島尾夫妻それぞれの日記や手紙、草稿、ノート、メモなど、膨大な未公開資料によって妻・ミホの生涯を辿る、渾身の決定版評伝。
「BOOKデータベース」より

[目次]
「死の棘」の妻の場合
戦時下の恋
二人の父
終戦まで
結婚
夫の愛人
審判の日
対決
精神病棟にて
奄美へ
書く女へ
死別

最期