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2017年6月27日火曜日

知られざるル・コルビュジエを求めて 佐々木 宏 (著) 王国社
















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シャルル・エドゥアール・ジャンヌレはいつル・コルビュジエになったか。
「BOOKデータベース」より

ル・コルビュジエに関して、日本では「白の時代」の代表作「サヴォワ邸」以降の評価にかたより、20代の自己形成時代にスポットがあてられることはほとんどなかった。こうした傾向に疑問を投げかけ、早くから「ル・コルビュジエ学」を提唱してきた著者が、ル・コルビュジエの若き日の自己学習の姿を、貴重なスケッチ・図版も交え、克明に読み解く。
(発行元より)
[目次]
・I 遺された資料から創作の多能性の萌芽を
「ル・コルビュジエの手帖」最初と最後の本の源泉/「ル・コルビュジエの手帖 ドイツ紀行」で明らかになったこと/「ル・コルビュジエの手帖 東方への旅」の読み方/「ル・コルビュジエのスケッチブック集」の重要な手がかり/「ル・コルビュジエの画帳 ラ・ロッシュのアルバム」と制作の秘密/「ル・コルビュジエ建築設計資料集成」がまとめられた意義/「ル・コルビュジエと名乗る以前のル・コルビュジエ展」の斬新な試み/「ル・コルビュジエ書簡選集」で綴られる巨匠の素顔
・II 類い稀な造形にはつみ重ねてきた体験が
ル・コルビュジエの木造建築/自然石によるデザイン/スタジオ・ハウス/「ラ=ロッシュ=ジャンヌレ邸」と「ヴィラ・ハリス」/ペサックの住宅群/パラディオの影響をめぐって/浮かぶ簡易宿泊施設/サヴォワ邸の出現/「建築の評伝」が書かれたスイス館/組積造建築の再考の契機として/ロンシャンの聖堂の反面的ルーツ/新しい建築の創造「フィリップス館」/協力者としての名前を公表させたクセナキス/「マット型建築」というキーワード/ル・コルビュジエの著作の日本語版リスト
・あとがき
・図版出典資料一覧/初出一覧